誰のために自分は働くのか? 〜 ひらがなで書かれたお礼のメール〜

誰のために自分は働くのか?

月の半分は県外に飛び回り、セミナーや話を聞いて欲しいという方々と個別相談をしている毎日を過ごしています。
ほんと人の役に立てているんだという充実感がとてもありますし、この仕事は天職だなと日々感じながら仕事をしています。

コーチングをしていた時もそうでした。
何ができるだろう?どう改善したらこの人は自分の選んだ道を全力で歩めるのだろうか?
ほんと見た目以上に大変な部分もありましたが、やっぱりやりがいがとてもありました。

コミュニケーションからもっと具体的なお金の話しに内容はシフトしたわけすけれど、根本的にはやっていることはずっと変わっていませんね。

セミナーをやってみなさん喜んでいらっしゃる顔を見ることもとても嬉しいんですが、セミナー後にわざわざお礼のメッセージを送って来てくださる方々もいらっしゃいます。

これもとても嬉しくて、さらにみんなの役に立てるような人間になろうとモチベーションにもなります。

その中で、今日はみなさんにシェアしたい話というのがあります。

ひらがなで書かれたお礼のメール

それは県外でセミナーをさせていただいた時のことなんですが、紹介していただいた方は今までで2度の記憶喪失を経験された女性でした。

記憶喪失を経験したことがないので、その女性の大変さがわかるわけもないと思うのですが、お話しを伺うと自分の身内さえ誰かわからなかったり、字も読めなくなっていたり、またお金の概念すら記憶から消えてしまっているそうで、1円がなんなのかお札の価値がどんなものなのかも一から学び直さないといけないようです。

でも、そんな中、私のセミナーのことを知って参加してくださったそうです。

できるだけわかりやすくをモットーとしてセミナーをしているんですが、それでもどうしても専門的な用語が出てしまう箇所がいくつも存在します。それでも2時間のセミナーを最初から最後まで、きっとわからない言葉も多かったかもしれないけれどニコニコしながら最後まで聞いてくださりました。

そしてその次の日にお礼のメールが届きました。(*本人の許可を得てそのまま掲載させていただきました。)

いしいせんせい
おはようございます😃

きのうも朝からよるまでみんなのことをおもいはたらいてくださりありがとうございます。

いしいせんせいのおはなしはたのしいです。そして温かみをかんじます。わたしはざんねんながらまだまだコトバがたくさん
わからないけれど、まなびたいなとおもっています。

そして、もっといろんな人たちにいしいせんせいやふじいせんせいのこと、おかねさんのおはなしをつたえていきたいなとおもっています。
おかねさんのことはわたしは全然しらないけれど、みんなもしらないこと、わからないままなこともあるようです。

わたしはまなんでしあわせもちなお金さんをつくっていきたいです。

いまのわたしがぐたいてきにどんなことができるのかはよくわかっていないけれど、一つ一つできることからでもやっていけたらとおもいます。

いしいせんせいやふじいせんせいからわたしはおはなしがきくことができてしあわせです。

いそがしいだろうし、せんもんてきなおはなしをみんながわかるようにかみくだいてくださったり、調べたり知ったこと、きいたことをきょうゆうしてくださっていることありがたいです。

かんしゃでいっぱいです。

いしいせんせい、であってくれてありがとうございます😊

このメールを見終わった時、私の方が心が満たされていく気持ちになり、涙が流れていました。

たぶんこのメールを打つのも大変なんだと思います。
それでもこんなに長文で感謝の気持ちをくださっていること。

自分自身がまだ大変でもあるだろうけれど、すでに他の人の幸せを考えられている人だということ。

本当にすごい人はこういう人なんだろうなぁと思うし、私の方が人としての生き方を学ばされました。
お礼を伝えるのはこっちの方です。

私はこういう人のために働きたいと改めて思います。
こういう人のためならば何でもこちらがさせていただきたいという気分です。
素敵な人が当たり前に幸せな社会。これがまっとうな世の中だと思うんですよね。

幸せな人の投資が世の中を変える

友達もそうだし、大切な人とはそうだと思うんですが、絶対に裏切るようなことはしたくないじゃないですか。
こういう繋がりで投資が連鎖すれば、世の中はもっともっと良くなると思っています。

企業だって、こういう人のお金を預かっているのだと思えば変に使えないでしょうし、投資家にとっても企業にとっても、お互いにとっていい未来を作っていく共同作業が投資だという位置付けであれば世の中変わりますよね。

誰かが犠牲者になるようなものではなくなりますよね。

私もまだまだ人としても未熟に思いますが、多くの人から喜んでいただけるように日々精進していこうと思っていますのでこれからもみなさんよろしくお願いいたします。