金の利回りよりも低い投資に意味があるのか?

金はこの20年でどれくらい上がっているのか?

投資対象として金そのものというのもあるのですが、今日の話しはこの金に関するお話しです。

過去の国内金相場推移

2000年〜2016年の国内金相場推移

国内の金相場
(買取価格)
最高値
(1gあたり)
最安値
(1gあたり)
平均値
2000年度 1,134円 947円 1,002円
2001年度 1,223円 987円 1,098円
2002年度 1,410円 1,207円 1,299円
2003年度 1,523円 1,298円 1,406円
2004年度 1,563円 1,411円 1,483円
2005年度 2,130円 1,442円 1,636円
2006年度 2,628円 2,023円 2,337円
2007年度 3,154円 2,427円 2,726円
2008年度 3,443円 2,279円 3,022円
2009年度 3,576円 2,423円 3,027円
2010年度 3,924円 3,178円 3,580円
2011年度 4,878円 3,642円 4,174円
2012年度 4,827円 4,090円 4,448円
2013年度 5,255円 3,999円 4,593円
2014年度 5,039円 4,266円 4,571円
2015年度 5,298円 4,433円 4,843円
2016年度 4,941円 4,385円 4,661円

引用:過去の国内金相場推移

それから現在はいくらかというと

6,442円(*2020年02月21日 09:30公表(日本時間))

2000年からの20年間でだいたい6倍になっています。
これは投資として考えても立派なリターンに思います。

金の利回りに負ける金融商品に入る必要があるのか?

これはある機関投資家の方から教えていただいた言葉なんですが、日本の金融商品のほとんどはこの金の利回りにすら負けているということ。運用者は一体何をやっているんだ?何もしない投資の方がよっぽど安定的に資産を増やすことができるじゃないか?と皮肉たっぷりにおっしゃっていました。

その方曰く、金のこの20年の平均利回りは8%以上で回っていて、これ以下の運用をしている金融商品に、リターンを求めて投資をしているなら意味をなしていないということ。私だったらそんな金融商品に手数料を払ってまで投資をする理由にならないと。

かなり厳しい意見だけれど、投資をボランティアでしているわけではない以上は、この言葉は厳しいけれど意識しないといけない言葉のように思いました。日本ではほとんどの金融商品の利回りが金の利回りより低いことは周知の事実でしょう。

ほんとこの基準値というのは金融機関側も投資家側も意識しているといいかもしれませんね。

私も今年から金もコツコツと積み立てをどこかでしていければいいなぁとは思っているんですが、どこかいいところってあったりしますか?もしよかったら教えてください♪
金に関しては詳しくはないので身を持って、失敗も成功も体験しながら学んでいければと思っています!