こちらもやらない方が懸命な仕手株投資

怪しい株式投資

先日、私が初めてやった投資が大失敗したとう話をしましたが、それと同時期にもう一つ怪しげな投資をして失敗してしまいました。

私が最初の投資を失敗した話。

ちょっと専門的?まぁそうでもないかもしれませんし、損失はそこまで出なかったのであまり人に話すことはないのですが、それが『仕手株』と言われる投資です。

仕手株に投資

別に投資詐欺でもないですし、上場している企業の株です。

仕手株とは・・・

仕手株とは、巨額の投資資金を武器に銘柄の価格などを意図的に操作されている銘柄のことをいいます。これを操る人のことを“仕手筋”と言います。この仕手株を一般の投資家が判断することはとても困難とされています。 このように利益を上げる人たちは、株式をまず買い占めてから相場を吊り上げます。

ただし、買い占める際は、一気に行うのではなく少しずつ行って買い占めることから仕手筋が買い占めているかどうかは判別がつきにくいものです。多くの初心者がこれを知らずに手を出してしまい大やけどをしてしまうケースが多いようです。

とは言っても仕手株がどのようなものかは株式初心者には判別がつかないと思います。そこでいくつか一般的な仕手株の特徴についてまとめてみました。
① 倒産リスクが高いとされる100円以下の銘柄
② 過去に急激な暴騰と暴落を繰り返している銘柄
③ 業績が悪かったり、売買に人気のない株式であってもあるとき急に出来高が急騰する
などの特徴があります。

引用:みんなの株式

仕手株に投資をしてしまった経緯はたまたまでした。

現在は株の最低単元はだいたいどこも100株からになっていると思うのですが、ネット証券の人気が右肩上がりになってた時だと思います。当時は1株〜1000株と単元がそれぞれ違ったんですね。

例えば10万円あったとします。

100円の株を1000株
10円の株を1万株

どちらも10万円で購入することができます。
まぁ通常10円の株なんて会社は倒産寸前のようなもので買わない方がいいでしょう。
普通の人は100円の株を方を選ぶでしょうが、100円の株も10円の株もどちらも最低値動きは1円です。

でも100円から1円の値動きと、10円での1円の値動きは10倍違うわけです。

株によっても値動きは違うんですがだいたい動いても2~3%くらいだと思います。
100円が102円とか103円とか、安定している株であればそれくらいの推移だと思うのです。

でも10円が2円も3円も値動きすると20%~30%も動くことになるのです。
たった1日でですからね。
だから絶対に1日で20~30%値が動くような投資は日本にだって絶対ないことはないのですが、かなりのハイリスク。

要は会社の将来性や価値にお金を投じているのではなくて、
企業が何をしているか?なんて関係ない値動きに対してお金を投じる投資手法なのです。

またこれも良くないんですが、投資の掲示板を見ればこの10円の株が一週間後には100円になるなど、なんの信憑性のない情報でそこらじゅう煽られているのです。

投資ではないですね。ギャンブルです。

私が買った10円の株は2日後に17円になり、これは10万円が100万円に化けるチャンスと思いましたが、一週間後には8円にまで暴落してました。(まぁここで損切りをしたんですが、数年後ここの会社はやはり潰れました)

変なところに気づいて儲けのチャーンスなんて思ってましたが結局負け。
もともとの企業の体質が変なところなわけですから、いい未来が待ってるわけないんですよね。

ぜひこの仕手株投資も初心者の人は安易にできるからと手を出すと痛い目に合うと思いますので、みなさま気をつけて!