お金の使い方 〜財布に優しくないランチ会〜

お金は楽しく使う!

先日、野郎4人で定期的に続けている『財布に優しくないランチ会』というランチ会をしてきました。

しかも驚くなかれ、もう73回。
基本、毎月開催を野郎4人でしているんだけれど、気づけばもう7年くらいしているわけです。

先日は岡山で有名な天麩羅のお店
『天婦羅 たかはし』

これはまた後日、知らないと損んするグルメの話としてこちらにアップしようと思いますのでしばしお待ちいただければと思います。

財布に優しくないランチ会

今から約7年前、最初は仲良しメンバーで集まって、なんかちょっと豪華なランチでも行ってみない?って誰が言い出したのかわからないですが、そんな発言からいつものノリでいいねぇ♪なんてことになり、せっかくやるなら月一回ペースでやっちゃうとなったわけです。

夜はお酒が入っちゃうとどこまで金額が行っちゃうかわかりませんが、ランチならみんな仕事があるのでお酒は飲みませんし、3000円〜5000円出せばかなりいいランチが食べれるんじゃないか?ってこと。
また岡山県内でも、けっこう町から外れた場所をメインに、わざわざ行ってでも食べたいことろに少し奮発してランチしようよって話しになり、岡山市や倉敷市は岡山県のグルメで地域の雑誌やフリーペーパーで広告が出たりしてますが、そんなんじゃない本当にうまいところを探して行こうよってことになりました。
そしてその時から、この企画の最終目標はランチ本を出すこととしてスタートしました。
面白い地域活性になるんじゃないか?ってことですけど、これは後付け!まずは自分たちが楽しむこと。

ただ問題だったのがこの企画のタイトルです。
『豪華ランチ会』
『セレブランチ会』

なんか全部ピンと来ない。
また当時の巷にはよく『◯◯◯に優しい』という言葉であふれていたのですが、なんかその言葉にも気持ち悪さを感じていたんですよね。単に優しいことがすべてみたいな。まぁ天性のあまのじゃく気質なのかロック魂なのか(笑)
全然当時はみんなでお金もあまり無かったでしょうから、飾らず足掻いてる感だそうや!って話で

『財布に優しくないランチ会』

という企画タイトルになりました(笑)

最初の頃って本当に笑えるんですが、追加のご飯のおかわりみたいなものでも、高級店はむちゃくちゃするんじゃないかとみんな顔色伺いながらビビってばっかりでした。

ランチ会は、県外にも行くし海外にも行く

みんなでこのランチ会は基本固定の4人メンバーでやっているのですが、楽しくやっているとみんなでもっと面白くならないかという意見が出てくるわけです。

・時々ゲスト呼びますか?
・究極の食材を自分たちで取りに漁にでますか(笑)
・一年に一回はオブザイヤー決めましょう!

基本的にやっぱり、私以外はちょっとおかしな人の集まりなので、反対意見が出るわけもなく、それいいねぇ〜と話が進んで行くわけです。

それからさらにしばらくして、ランチ会と言いながら県外に出かけるようになりました。
みんな仕事があるのに酷い話しなんですが、もうその為にスケジューリングするという(笑)
酷い時は朝8時出発で、3時間くらいかけて隣の県のランチに。
そしてゆっくりランチを食べて帰るともう夕方の17時くらい。
仕事じゃん(笑)とツッコミを自分たちでも入れたくなる気分(笑)

親にも『この子仕事が無いのかしら?』と思われたくなかったので、何度か仕事と嘘をついたこともあるようなランチ会です。

それから毎月みんなでランチ代以外に積立を始めて、年に一回、ランチ旅行ということで、最初は伊勢神宮に行き、2年目は北海道、そして今年は一体どこになるんでしょう?

やってみて見えたもの

この『財布に優しくないランチ会』
単なる贅沢だったのか?無駄なものだったのか?

まったくそうではありませんでした。
これだけ長く続けていると、お店の方が『財布に優しくないランチ会』のことを知っていらっしゃることもありました。
またお客さんとのコミュニケーションになりました。
そして県外から来る大切なお客さんに対して、なかなか雑誌などの情報では知れない面白いお店にお連れさせていただいたことで喜んでもらい、色んな信用をいただいたことだってあります。
漁に出るなんて絶対、外からみたらバカにしか見えないですよ(笑)

7年前の3000円〜5000円のランチは多分、本当に財布に優しくなかったんだと思います(笑)
でも今はこれがメンバーみんな普通に払える生活レベルに上がってきています。これも凄いことだと思います。
みんな仕事が違いますし、仕事がうまくいっていなければ続けられなかったのかもしれないのです。

そして予算の3000円〜5000円、今では時々1万円を超えるようなことだってありますが、これがモチベーションになり毎日の仕事ががんばれていること。

楽しんでお金を使っていったことの先にある未来はやっぱり明るかったんですね♪

またこの一年も楽しく過ごそうと思いますし、財布に優しくないランチ会も一生続けたいですね♪