3月11日

3月11日

この日が来る度に、改めて自分が生きていることのありがたさを感じます。

コロナウィルスばかりが大きく取り上げられていますが、今生きている日本人にとって忘れてはいけない一日。

戦争を知らない私にとっては今まで生きてきた中で一番センセーショナルな出来事だったように思います。

あの時の私は、日本一周をきびだんごを配って旅をしたものをいよいよ4月1日に出版するという段階でした。
あの時の私は、ちょっと揺れた?くらいのものが東北が震源の地震だと思ってもいませんでした。
あの時の私は、あの地震がどれだけ日本に影響を与えるものなのか、わかっていませんでした。

常識は過去経験した自分の枠でしかない

良いことも悪いことも、自分にとっての常識は、自分が過去に経験した枠でしかないこと。
自分も想像し得ないようなことが、たぶんまた将来何かしらの形で経験するんだろうなと思う。

地震が起こる一年前に日本一周をして、福島の人にもたくさんお世話になりました。
いい場所で、いい人たちと出会い、こんなことがその一年後に起こるだなんて夢にも思っていませんでした。

でも現実は時に残酷です。

何か答えが出るわけではないけれど、自分がこの世に今生きている意味を考えてみようと思います。